スタートアップのロジカルシンキングとは?
こんにちわ。
ジェネストリームの秋貞です。
先日友達と話している時に、「あの人はロジカルだと思う」という人が2人出てきました。
僕も確かに両者とも"ロジカル"だと思ったのですが、
「仮に採用するとしたら?」と自分に問いかけると
一方の人をロジカルだから採用したいと思いました。
同じ"ロジカル"なのになぜ差が生まれたのか?と考えた結果、
それぞれ違うロジカルさを持っていたということに気づいたので、
今日はそれを整理して書いておこうと思います。
ロジカルシンキングの2つの型
まず、ロジカルシンキングには2つの型があることがわかりました。
一つは、因果分析型ロジカルシンキング。
もう一つは、未来志向型ロジカルシンキング。
この2つについてもうすこし詳しく見ていきます。
因果分析型ロジカルシンキングはサラリーマン思考?
おそらく一般的に言われるロジカルシンキングはこれだと思います。
wikiから参照すると、
ロジカルシンキング(logical thinking)とは、一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のことである。
とのこと。
ロジカルシンキングとは、説明の仕方のこと。
「ある現象が起これば、こういった結果が導かれます。」や、
「この現象の背景には、こういう原因があります。」といった、
報告のための手法に過ぎないんです。
よくパワポで見る文脈ですね(笑)
サラリーマンにはこの能力が非常に重視されます。
そのため、一定のロジカルシンキング力を身につけている確率の高い高学歴者を採用するわけです。
この因果分析型ロジカルシンキングは、原因や結果から、演繹的にもしくは帰納的に事象を導き出す方法です。
つまり、過去に起こった現象を分析し再現するためには強い考え方です。
未来志向型ロジカルシンキングはスピード&アクション命
それに対し未来思考型ロジカルシンキングは、何もないところに道を描くことです。
ちなみに、僕が採用したいなと思ったのはこの未来志向型ロジカルシンキングをしている人でした。
この考え方は、
「仮にAをとる場合、メリット/デメリットは〇〇。仮にBをとる場合、メリット/デメリットは××。自社のアセットと実施スピードを考えるとAを採用する。」
というような考え方です。
この未来志向型ロジカルシンキングで求められるのは、
"正解を出すこと"ではなく"スピーディーに答えを出すこと"です。
そして、答えを正解にする実行が伴うことが必須です。
多分スタートアップに身を置いている方は共感していただけると思います。
というのも、既存市場のリプレイスや新規市場の開拓をする上で、
今までと同じ方法ではうまくいかないためです。
攻める軸を変え、顧客へのアプローチ方法を変えるためには、
独自の答えを出し(=道を描き)チャレンジするしか生き残る道がないのです。
そして成功するとその"答え"が"正解"になっていくのです。
まとめ
この話をまとめるとこんな感じになります。
どちらの思考の方が重要ということはないと思いますが、
未来志向型ロジカルシンキングはこれからの時代にマッチした考え方のように思います。
ぜひこんな力を身につけたいという、エンジニア、デザイナー、マーケターの方がいらっしゃれば、下記からご連絡くださいませ。
そんな方を絶賛採用中ですので。
[秋貞メール]
akisada@genestream.co.jp
[秋貞facebook]
https://www.facebook.com/yudai.akisada
おまけ
実はですね、この未来志向型ロジカルシンキングがあるかどうか簡単に見分けられるカードゲームがあるんです。
それがこれ「レジスタンス」。
「仮に〇〇だったらこの発言しないよね?」的な会話をしながら悪者を見つけていくのですが、これがめちゃくちゃ未来志向型ロジカルシンキングを持っているかどうかわかるんです。
要は、一緒にやりましょうというお話。
2016年レジスタンス初めしたいっす。